ファイナンシャルプランナー(FP)とは?

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FPとファイナンシャル・プランニング

人生において、一人ひとりの夢や目標・ライフプランを実現するために、具体的・総合的に資金の調達を調達するために資金計画をたてることを、ファイナンシャル・プランニングと言います。
この資金計画を専門的・経済的側面から支援する人、つまり、人生を送るために必要なお金の問題を考え、資金計画に関して専門的な視点からアドバイスを行う「身近なお金の専門家」、それがファイナンシャルプランナー(FP)です。

今や消費税増税や老後の不安などから「普通の」主婦やサラリーマンの中にも投資を始める方が出てくるようになってきました。
一方で「将来必要になるお金のことを誰かに相談したい」といった思いを抱えながらも、「いつか」「また今度」と思って手つかずのままになり、漠然とした将来への不安を抱いたまま生活している方も増えてきています。

今後の日本の置かれた状況(年金問題や人生100年時代)を考えた場合、一人ひとりの不安や悩みに寄り添い、経済環境やライフイベントを総合的に考慮した資金計画を立て、お金や仕事に関する将来の不安を払拭する方法をアドバイスするファイナンシャルパランナーの存在は益々必要とされるのではないでしょうか。

ファイナンシャルプランナー(FP)が扱う分野

一言で「お金の問題を考える」と言っても、現金・預金・株式・税金・相続・借金等々、お金には様々な形があります。
ファイナンシャルプランナー(FP)はこの様々な「お金」の形の中から、6つの分野について扱います。

1. ライフプランニングと資金計画:年金関連
2. 金融資産運用:貯蓄、債券、株式、投資信託など
3. タックスプランニング:税金に関する知識
4. リスク管理:ライフステージに応じた保険など
5. 不動産:不動産取引での法律・税金の判断
6. 相続・事業承継:相続税の事前対策

FP資格って役に立つの?

FPの資格を取得することは、自分の生活にも仕事においてキャリアアップにも役立ちます。

(1)自分の生活に役立てる
私たちの生活にとってお金は切り離すことができないものです。
特にファイナンシャルプランナーに求められる年金・税金・資産運用・相続・不動産・リスク管理の6分野は、どれも私たちの生活に密着しており、日常生活で役立つ知識ばかりです。

・「結婚したらどんな保険に入った方がいい?家計管理はどうしたらいい?」
・「マイホームを買うにはどの住宅ローンを選べばいい?頭金や月々のローンは?」
・「子どもが生まれたら、教育費はいくらかかる?最適な資金準備策は?」
・「貯蓄や投資はどのようにすればいいの?無理なく資産形成するにはどうしたらいい?」
・「年金だけで老後の暮らしは大丈夫?どのような備えを、いつからスタートすれば良い?」

など、誰もが日常の生活から、いつかは直面するであろう将来のお金の問題を解決することが出来ます。

(2)キャリアアップに役立てる
企業系FPと独立系の2系統でFP資格は役に立ちます。

1つは銀行、信託銀行、郵便局、証券会社、生命保険会社、損害保険会社等の金融業界や、ハウスメーカー、不動産仲介業者、住宅販売会社等の不動産業界などで働きながら、FP資格を取って企業系ファイナンシャルプランナー(FP)としてキャリアアップを目指します。
ファイナンシャルプランナー(FP)資格を取得すると(主に2級FP以上)、資格手当のような形で給与に上乗せしてくれる企業や、資格取得を義務付けている企業等、様々な形態があります。

もう1つは、自分でFP事務所を開設し自営独立する方法です。
ファイナンシャル・プランニング、資産設計などの相談・提案業務の他、講師としてセミナーを開いたり、雑誌やWEB媒体などでコラムを書いたりと、幅広く活躍できます。
責任は全て自分で負う必要がありますが、自分の努力次第で、高収入が見込めるのも魅力です!